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2006年09月20日
チャレンジドキャンプに参加して(その2)
前回に引き続き、和田京子さん(商2)のレポートです。
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今まで見えていたのが急に真っ暗になると、
すごく不安になり、怖くなる。
光がなく目を開けても暗闇しかない。
近くで友達が話しているのも笑っているのも、
見えないために自分だけ取り残された感覚になる。
ここでは書ききれないくらい様々な体験をした。
楽しいことばかりの旅行ではないが
その反面得るものはとても大きかった。
私はこのキャンプを通して心がけていたことがあった。
それは「会話」である。参加者皆と喋って笑うことだった。
その手段の1つに手話があったが私は手話が全くできない。
しかし会話をするために口を大きく開けたり、
ジェスチャーをしたり筆談をして喋った。
人と人が会話をすることは一番大切なことだと思う。
情報の伝達、意思疎通、友情作り、
何をするのも会話で成り立っているのだから。
障害のある人への手助けはもっと大変なことだと思っていた。
しかし実際はとても簡単なことだった。
車椅子の人ならエレベーターのボタンを押してあげたり、
安全に出られるように「開」のボタンを押したりなど
本当に指1本でできることがたくさんあるのだ。
聴覚障害の人の場合、手話ができないのなら
筆談をするなど簡単にできることがある。
しかし実際お店などで急にお客さんに
筆談をされると戸惑う店員は多かった。
「耳が聞こえないので・・・」というメモを渡したにも関わらず、
ただ喋り続ける店員がほとんどだった。
また、耳が聞こえないという事を知っただけで
面倒臭そうな顔をする店員もいた。
私は接客業のアルバイトをしているが、
車椅子に乗ったお客さんはよく来るし、
耳の不自由なお客さんもいる。そんな時自分は
今までどんな接客をしていたのだろうかと
少し考えさせられた。他人の不自然な対応を見て、
今までの自分の不自然な接客に気付かされた。
この次にお客さんが来たときは
今の自分にできる接客をしたいと思った。
障害の有無に関わらず困っていそうな人がいたら
「気付き」すぐに「行動」にでたいと思う。
皆の是非、目を閉じて駅の階段を歩いてみると良いだろう。怪我をしない程度で。
チャレンジドキャンプに参加して
みなさん、ながーい夏休み、いかがお過ごしでしたか?
いよいよ今日は成績の交付日。どうでした?
思わずニンマリの人も、ちょっとがっくりの人も
秋学期から張り切っていきましょう。
さて、夏休みに行われた「チャレンジド・キャンプ」。
障がい学生と一般学生の交流だけでなく
一般学生が実際に、アイマスク、耳栓、車いすなどを体験して
障害を体感して学びとる、というプログラムです。
チャレキャンに参加した和田京子さん(商2)から
感想レポートが寄せられました。
和田さんは、どんな体験をしたのでしょうか?
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キャンパス内で車椅子に乗った人や、
また授業中にノートを書いてもらっている学生をよく見かける。
今まで私は直接そのような学生と関わってきたことがなかったし、私にとって違う世界だと思っていた。
しかし、今は健康な祖母もまた両親もいずれは
車椅子を乗るようなことになるだろう。
また自分も何十年先には、いや、ひょっとすると事故などで
もっと早くに体の自由が利かなくなるかもしれない。
そう考えたとき、障害者と関わる時に何ができるのだろうか。
普段の視点では気付かないことを知りたい、
という単純な考えでこのキャンプに参加した。
このキャンプのスタートは集合場所の
今出川キャンパスから宿舎のある
神戸までを障害体験で電車移動することだった。
班を別け、各班でアイマスク(視覚)、車椅子(下半身)、
耳栓(聴覚)とそのヘルプに別れた。
私はアイマスクだった。
アイマスクをして電車移動をすることなんて今までにない経験だった。
アイマスクガイドの人が「人通りも少なく、広く長い道です。」
と言っても私の頭で想像する景色は
「狭く、壁や障害物の多い、色んな物にぶつかりそうな道」なのだ。
さっき初めて知り合いになった人を信用して、
任せることが上手く歩けるコツだが思うように歩けなかった。
近くを人が通っただけでも怖いし、
自動車の通る音などがするともっと怖かった。
電車の乗り降りをするとき電車とホームの間が広く開いていたり、
段差があったりしたので落ちるのではないかという恐怖があった。
また方向感覚がつかめないので電車で座席に座ることが難しかった。
この体験を通して分かったことは
点字ブロックや手すりがあると安心して歩けるということだ。
今回は障害体験ということでガイドの方の誘導があったが、
視覚障害者はたいてい1人で白杖をもって外出する。
点字ブロックの上に駐車や駐輪することなど、
点字ブロックを邪魔する光景は街でよく目にする。
これでは点字ブロックの役割が果たせない。
点字ブロックを隠すことが非常に
迷惑行為になるということを身をもって学習した。
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和田さんのレポートは次に続きます。